【HGUC 58】RX-110 ガブスレイ

ガブスレイのサムネイル画像 機動戦士Zガンダム

今回作成するのはガブスレイです。
ガブスレイといえば強力な武器である「フェダーインライフル」と、MA形態で出現するアームクロー部分をMS形態時にも使用可能にした中間形態が特徴的な機体です。

機体の説明

ガブスレイはZガンダムに登場するMS・MAです。パイロットはティターンズのジュリド・メサやマウアー・ファラオなどが搭乗しています。
メッサーラやギャプラン、バイアランなどの方が見た目はかっこいい印象を受けるのですが、性能的にはこのガブスレイが一番高いと思われます。
ジュリドはかっこいいモビルスーツばっかり乗っているのにカミーユに勝てませんねぇ…

Zガンダムシリーズよろしく、大量のブースターから生まれる推進力を活かした戦法を得意としています。
ギャプランが地上で活躍するのに対し、ガブスレイは宇宙版といった感じですね。

ビームサーベルといった基本武器の他に両肩にはメガ粒子法、さらに超強力なフェダーイン・ライフルという大型ライフルを装備しています。
このフェダーイン・ライフルですが、後部からビームサーベルを発生させることが出来、非常にかっこいいです。

脚部に収納されたクローアームも強力な武器の1つで、「中間形態」と呼ばれるモビルスーツとモビルアーマーの中間の形態ではモビルスーツ形態のままクローアームを使用するような形態になります。

猛禽類と昆虫を掛け合わせたようなMA形態が特徴的ですが、変形機構はかなり複雑なものであると予想がつきます。
ガブスレイはこの中間形態の再現がプラモデルとしてのクオリティのキーになってくるガンプラと言えるでしょう。

制作

それでは制作していきます。

ランナーお披露目






ランナーは思ったより少ないです。
同じく変形機構を持つギャプランなどは、かなりランナー数が多かったのでこれはちょっと意外です。

脚部の制作







ブースターの細かい作り込みがディティールをアップさせています。
脚部の内部にはクロー部分が収納されています。
この状態は中間形態を再現したものです。

腕の完成





腕部はMA形態変形への稼働を確保するため、伸縮するようになっています。
この伸縮分のおかげでフェダーインライフルを構えるポージングの表現が向上します。
袖の中にはそれぞれビームサーベルが2本ずつ格納、ブースターも設置されています。

腰部の完成







サイドアーマーとリアアーマーにブーストが別パーツで再現されており、ディティールアップしています。
変形のため、全体的にかなり開閉するようになっています。

胸部の完成




MA形態時にかぶせるためのパーツがバックパックに付属しています。
ご覧いただいてお分かりになると思いますが、首を接続する部分のポリパーツのボールジョイント部分が結構傷ついています。
これについては後述します。

頭部の完成




頭部パーツは3つのパーツで構成されており、パチドメをきちんとはめれば合わせ目などは殆ど目立ちません。
モノアイはシールでの再現です。


バックパックの完成

胸部と一体化しているパターンです。

武器の完成


ビームサーベルと、フェダーイン・ライフルです。
フェダーイン・ライフルは持ち手が付属するのですが、とある理由でついていません。。。
理由については胸部と同じく後述いたします。

完成




ガブスレイ完成です。プロポーションが素晴らしい。

ポージング

このガンプラにはディスプレイ台が付属しています。
中間形態やMA形態への変形は、一度組み上げた脚部を一度バラす必要があり、結構複雑でした。
ですが、実質差し替えなしでこの変形を再現しているのは素晴らしいと思います。
















総評

このガンプラは2005年発売なので10年以上前に発売されたプラモデルということになります。
2005年はiPad nanoが発売された年です。そう考えると結構古いですね。

10年以上前ということもあってか、整形が甘く関節部に至ってはきついところがあったり、緩いとことがあったりで組み立てに支障が出るレベルでばらつきがあるところもあります。
首の部分のポリパーツのボールジョイントも噛み合わせが悪く、かなり削れてしまいます。
※個体差かもしれませんが、他の方のレビューブログとか見ても結構同じ意見が多いので10年以上前のガンプラのクオリティの限界かも…

特にひどい部分は、フェダーイン・ライフルという長いライフル型の武器を保持するための持ち手があるのですが、こちらがなかなか上手く接合しません。
なんやかんや対応しているうちに修正不能になってしまったため、人生初の「部品請求」をしてみる予定です。
こちらは別記でアップしようと思いますので、部品請求の必要が出てきた際は参考にしてみてください。

ただ、変形機構に関してはかなりよくできています。
中間形態も忠実に再現されていますし、一部脚部のモナカ割を解体しないといけませんが、差し替えなしでここまで再現できているのはなかなかすごいと思います。
※勿論無理やり解体ではなく、きちんと取り外しできるように設計されてます
また、ディティールもかなり素晴らしいです。

プラモデル的な難易度は結構高めですが、腕に自信のある方や、ガブスレイ付きはぜひトライしてみてください。
個人的にはREVIVEに期待大です。

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